同人ゲーム作った打ち上げで不摂生がたたってなくなった主人公が、辺境伯令嬢として生まれ変わって、父母を楽させるために金策に励むお話。浄化とか始めるのは、次巻以降か。
瘴気に汚染されまくって、生産力が低いため、倹約生活を強いられている辺境伯家。自身の成長のために栄養確保と、推しである父親母親に楽しんで欲しいと、知識チートに走るセレスティアナ。小説用に準備していた知識で、実際にチートをする羽目に。
とりあえず、母親のシルヴィアさん、設定資料を読むと若いなあ。十代の終わりくらいに産んで、セレスティアナが4歳なら、そりゃそんな年齢か。
とりあえず、外見はSSRの美幼女だけど、中身はオタクな娘さんがいろいろとやらかすお話。思い出したように、芝居がかった行動するのがいいなあ。父母の逢瀬をのぞき見していたのがバレたら「よく、ここに俺がいる事を見ぬいたな!」からの四天王最弱とか。行商人相手に、女王様っぽい言動をしてみたり。騎士にドングリあげて、ありがたくもらわれたら、「ドングリ卿」と呼ばれるわよと慌ててみたり。
あと、食事が美味しそう…
物資の調達に出かけた王都の市場で出会った少年ギルに、奢らせまくるずうずうしいセレスティアナさん。なんどか、偶然の出会いを繰り返した後、辺境伯の城に、魔の森で狩りをしたいとやって来た王子がギル君であることが判明。どっちも正体ばれしちゃう。
日常が楽しそうなのがいいなあ。
番外編は、冒頭セレスティアナが呪いで苦しんでいる時に、解呪のためのエリクサーを得るためにダンジョンに挑むお話と、王都に観劇に出かけたらその劇で天使役をするように頼まれるお話の2編。
ジークとエルフのアシェルの二人で高難度のダンジョンを突破ですか。
あと、ほいほいと天使役を引き受けちゃうセレスティアナさんのノリの良さよ。