今年は、読みさしが激増しまくり。読書ノート付けるところまで行き着いたのは比較的少なかったので、一番最初に枠が決まったのはこの部門。
秋以降に出た本が目立つ感じか。
8位 米田和佐『だんちがい 11』
割と久しぶりの萌え4コマ系。しばらく積んでいた最終巻。団地の家族用区画でワチャワチャする男一人、女四人のきょうだいのお話もこれで完結。2学期初日に終わりというのが、なかなか日常的な感じでいいなあ。ラストが、初回をなぞる感じなのがにやりとする。
6位 緑山のぶひろ『罠ガール 7-9』
最終巻まで。最初の方は九州ぽかったけど、ここいらあたりから、土地があちこち動き回るようになった感。外来種のキョンがでてきたり、ツキノワグマが出てきたり。あとは、皮なめしや食肉加工施設に見学に行ったり。社会科見学感が強い。
最後は、狩猟の意義を考えた上で、卒業式。
5位 ふじはん『不老不死少女の苗床旅行記 1-2』
苗床になりたいという天才魔術師が、不老不死の魔術を開発して、自分にかけたあげく、元気に異種姦に励むお話。魔力が高い女性が苗床になる事によって、生態系が変わりそうな。あっけらかんとしていて、あんまり淫靡さはないですね。エロいと言えばエロいけど。
オリジナルキャラも登場かつ、今後はオリジナル展開。
4位 ショーソン『幼馴染みは闇堕ち聖女! 1-2』
これも年齢規制されないけどエロいの。20年前に冤罪で処刑され、魔王によって甦らされた闇堕ち聖女。彼女を取り戻すために、地獄から甦った男が、「魔女の国」に挑む。女性を墜として。
反応速度を上げる魔法と支援魔法の類いで、搦め手から戦う系の主人公が、どう戦っていくのか。最初にあった魔女を支配して、魔女の国に潜入。2巻は闇堕ち聖女の側近のロリメイド調教。
先を原作で読むか、漫画が出るのを待つか、迷う。
3位 ねこクラゲ『薬屋のひとりごと 1』
他所で14巻くらいまで読んだけど、自分で買うか迷い中。純粋に置き場所がない…人攫いによって後宮に売られた猫猫。猫をかぶって過ごしてきたが、皇帝の子が白粉の毒で病気になっているのを知って、警告したことを契機に、後宮の管理役に見つかって便利に使われるようになる。
後宮の謎を解いていくお話。絵柄が好み。
2位 三山高・ハチワン『SCPって何ですか? 1』
作者の分身たる、駆け出し漫画家のM氏とH氏。「SCP財団」解説漫画の作画を依頼されて、自分たちが向き合う姿と、ネームで送られてくるSCPのオブジェクトやアノマリーを描いた短編を切り替えて掲載していく。メタなスタイル。制作者不明のネームを作画していくうちに、M氏に不穏な兆候が見えてきて。先が楽しみ。
しかし、SCPって、財団の報告書スタイルが特徴だけど、それを外して、アノマリーを描くと、「洒落怖」みたいなネット怪談みたいな雰囲気になるんだなあ。
1位 晴田巡『おひとり様には慣れましたので。婚約者放置中! 1』
幼馴染みの王女さまにかまけて、婚約者を蔑ろにする男に愛想を尽かして、おひとり様で行動するようになった令嬢のお話。というか、その婚約者たるケイオス、ニコルに甘えすぎだよなあ。連絡がなかったら、自分から手紙を送るなり何なり、しないと。気がつかないうちに、完全に見捨てられていることに気付いて、慌ててよりを戻そうとするけど、マンガ版オリジナルキャラの侯爵令嬢とその婚約者のカップルがなかなか、引っかき回して良いなあw
ニコルさんの、完全に見捨ててる感がw