熊本博物館に出撃

 なんか、これから三月の初めにかけて、一週間くらい天気が悪そうなので、その前に会期来月9日までの、熊本博物館の「熊本市遺跡発掘速報展」を見に行く。大江遺跡の割合が多め、あと、近代の発掘品が多めなのが印象的。備前堀から発掘された旧陸軍の噴進砲とか、12.5ミリ機銃も展示されていた。
 東アジアの瓦コレクションも興味深い。


 火曜日は快晴だけど、そもそも博物館が開いていない。水曜日は無駄に早起きする羽目になって頭痛。で、今日お出かけ。天気が良い予報だったけど、ぼんやりとした晴れというか、曇りというか、期待したほどの天気ではなかった。薄着気味で出かけたら、ちょっと寒し。
 昼食は久しぶりに行徳パンで買って、外で食べたのだが、ヤマガラが1メートルくらいまで寄ってきて、愛想を振りまくのが楽しい。良くないのはわかっているのだが、思わずサンドイッチの耳の部分をひとかけら与えてしまう。
 あと、あんパンがうまかった。


 その後は、護国神社前の梅園へ。低い木はかなり咲いているけど、高い木は咲き初め程度。今後暖かくなって咲くけど、同時に雨で散るというパターンになりそうな。紅梅が明らかに咲くのが遅いの興味深いなあ。


 熊本駅前のビックカメラ、サクラマチクマモトのカルディ、下通の書店、イオン熊本中央店を経由して帰還。夕方には、めちゃくちゃ曇ってた。
 ビックカメラではガンプラが手に入るかなと期待したが、ガンダムがあるだけ。今日は買う気分だったので、購入。なんかの実験に供すかなあ。で、その後は中心街の方に戻って、サクラマチクマモトのカルディを漁る。いぶりがっこタルタルを補充。他にもパンに塗るスプレッド類を締めて四つ購入。当面、これで良さそう。あとは、動画で見かけた桜系とか、苺系のお菓子をホイホイと籠に突っ込む。けっこうお金使った。
 下通ではアニメイトとツタヤで、購入予定だったけど、前回見つけられなかった本を確保。
 で、明日をもって閉店のイオン熊本中央店、個人的には今でもダイエーといった方が通りが良い場所、をお別れに訪れる。ビバホームの範囲では、なにやらバザールみたいな雰囲気に。エスニック系の工芸品やら、キラキラした鉱物売っている店が、見ている分には楽しいけど、さすがに食指は動かず。食品スーパーのところは、棚がガラガラに。レジが混んでいたので、特になにも買わずに、店内を一周して帰る。物心ついた時にはあったというか、昔あったスイミングスクールに通ったりしていたので、なくなるのが寂しい。というか、跡地はショッピングセンターが入るのか、マンションができるのか…


 護国神社前梅林の梅。




















 光永畩春氏関係資料。阿蘇久木野出身の農機具開発者。独自設計の溝上器を開発し、東洋社に技術者として迎えられ、い草のハーベスターの開発に関わったという。こういうミニ展示以外では、組み合わせが難しそう。





 和傘関連資料。1936年に6万5千本生産するほどの規模の産業であったけど、今では忘れ去られている、と。道具の使い方や道具自体を持っている人が居たら、民俗担当がすっ飛んでいくそうで…
 博覧会に出品して、ブランディングしていたという。





 「東海道地震記録」。玉名の在御家人が、ペリー来航にともなう沿岸警備のために関東に向かう途中、安政東海地震に遭遇した体験記。史料紹介が『東京大学史料編纂所研究紀要』第35号に掲載されるそうな。
 ちょっと見たところ、千鳥足になって、松の木に掴まって耐えたというくだりは読めた。




 蟹置物。明治の超絶技巧という奴だな。中西養拙が、竹の根から彫ったモクズガニの雌雄の置物。箱書きには「竹根かに」と。