うーむ、結局2週間以上かかったか…
徳川広和氏の恐竜復元模型と、カムイサウルス、タンバティタニスの復元全身骨格をメインとした展示会。いろいろな復元のテクニックが紹介されるのがおもしろい。骨格から肉を付けていく過程。最近は、3Dプリンタで骨を出力するとか、骨格の復元時に、他のまとまって骨格が残っている近縁種と形を重ね合わせるとか、3Dデータの活用が進んでいる状況。くそでか3Dプリンタがあれば、まとまって出力できそうな。
徳川広和氏の復元模型
最近の復元は、ほんと色が変ったよなあ。骨格を基本に、付着していた痕跡などから筋肉を復元して、肉付けしていく。色は現生の爬虫類を参考にしているが、最近は羽毛の色素という現物情報も手に入るようになったという。
ステゴサウルス

ケラトサウルス

ティラノサウルス

シチバチ

3Dプリントによる復元
最近は、CTや3Dスキャナーのデータからモデルを構成して、それを3Dプリンターで出力することでレプリカを作成可能になった。このアーケオケラトプスは、そうやって作られた物だそうな。



カムイサウルス
今回の目玉の片方。北海道むかわ町でみつかったカムイサウルス・ジャポニクス(むかわ竜)の復元全身骨格。発見から発掘の経緯は、『ザ・パーフェクト』という本にまとまっている。
ハドロサウルス科の恐竜で、中国で見つかったライヤンゴサウルスやロシアで見つかったケルベロサウルスに近縁と思われる、と。





そういえば、この骨格、クレーンで吊り上げる用のフックかけがあるな。

北海道の白亜紀化石
これは現物。北海道は状態のいいアンモナイトを多産する。ノジュールで立体構造が維持されるとか。他にイノセラムスとか、大型の貝化石とか。
パキディスカス

ディピロモセラスとネオフィロセラス

ナノナビス。フネガイの仲間。

イノセラムス。中生代の示準化石。

スナモグリ類。

ポートランディアとヌクラ。どちらも二枚貝。

タンバティタニス
兵庫県丹波市の篠山層群で発見された竜脚類の化石。展覧会の目玉の片割れ。竜脚類、デカいな。胴体部分がつながって見つかったり、頭骨の一部が発見されている。
原始的なティタノサウルス形類の一種で、東アジア固有のエフヘロプス科の一種だそうな。
3Dモデリングで歪みを補正したり、他のティタノサウルス形類の化石から欠落部位を補ったりして復元しているという。
とりあえず、でかい。全身がカメラの画面に収まらねえ。







最初に発見された肋骨の化石。

復元模型。1/10スケール。

組織的に脊椎動物の化石の調査が行われ、恐竜、カエル、トカゲ、哺乳類などの化石が見つかっている、と。
篠山層群の卵殻化石
タンバティタニスが発見された層と、その上6メートルの層から1300点の卵殻化石が発見されている。6種類に分類されていて、そのうち5種が獣脚類。<
ヒメウーリサス。世界で最も小さい恐竜の卵化石。

ヒプノヴェナトル
篠山層群で発見された全長1メートル程のトロオドンの仲間。ゴビヴェナトルに近い種類で、前期白亜紀では初の進化型トロオドン類だそうな。
つながった状態の前脚と後ろ脚で、睡眠姿勢で化石化していたから、「眠る狩人」という意味の学名が付けられているのかな。


篠山層群の恐竜類の歯
恐竜の歯は何度も生え替わるので、割と化石になりやすい。多様性を炙り出すにはちょうど良い存在、と。
鎧竜類の歯。

小型のティラノサウルス類の歯。鋸歯がない。中国で発見されたシオングアンロンに近縁ではないかと言われている。


鳥脚類。

獣脚類の歯。

小型獣脚類の歯。

日本各地の恐竜化石
ほんと、あちこちで恐竜の化石が見つかっているんだな。
ワキノサウルス。福岡県若宮市で、関門層群から初めて見つかった恐竜化石。歯の一部。

御船層群の恐竜化石。


フクイサウルスの歯。イグアノドン類。

フクリラプトルのかぎ爪。

ja.wikipedia.org
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