ゾイドワイルド ZERO 第1話「誕生!ビーストライガー」 - ニコニコ動画


 地球は一度滅びた…


 今までのゾイドの設定って、別の星という話だったが、ポストアポカリプスの地球が舞台なのか。文明崩壊後、ゾイドと共存する世界。主人公たちは、運び屋として集落間の輸送を生業としていた。
 で、隣町に荷物を運んだ後、廃墟の街でレアメタルの素材となる電子基板を漁っているところで、一人で逃げている少女を保護。さらに、彼女を追っかけて、「帝国軍」もやってきて、追い詰められることに。と、そこで、少女がペンダントを投げつけたら、非武装ライガーがビーストライガーに変化。キャノンブルを圧倒する。
 ここまでのところ、割と普通のボーイ・ミーツ・ガールだね。


 しかし、少女が呼吸マスクを必要としていたのに、ペンダントを投げつけたら、必要なくなったのはなぜなんだろう。
 あと、どうも、上に世代は呼吸器が必要と、地球の環境は変化してしまったようだな。遺伝子改造でも受けたのか、運動能力もめったやたらと高いし。どうなってるの。
 つーか、主人公、何やら機械が埋め込まれているけど、大丈夫なのか…


 とりあえず、スルスルとみられる作品だな。

雷雨

 久しぶりに、やたらと強力な雷雨が襲来。夜の7時から2時間ほど、パソコンのコンセント引っこ抜いて対処。いや、窓がビリビリ震える位の雷鳴が何度も鳴って、なかなかすごかった。益城町あたりで、3000軒程度の落雷停電が発生したようだが。我が家あたりは、特に近くに落ちることもなく通過。
 気がつくと、三重県は、ずっと強い雨が降り続いているな。何時間も、気象レーダーが真っ赤だ。尾鷲市近辺に居座ってるな。


 とりあえず、今期のアニメを消化中。大幅に絞るはずが、結局、増えてきたな。FGOさいころ倶楽部に、ゾイドに。これに、あと二本見る予定。

熊本市現代美術館「きっかけは『彫刻』。:近代から現代までの日本の彫刻と立体造形」

 東京国立近代美術館所蔵の彫刻で日本近代の彫刻・立体造形の歴史をたどる巡回展に、熊本市現代美術館所蔵の造形作品のコレクション展の二本立て展覧会。彫刻って、意外と、こういう展覧会で見る機会ないなあ、そういえば。あちらこちら、置いてあったりはするけど。


 前者、国立近代美術館所蔵品の巡回展の方は、明治期、大正期、昭和前期、戦後と歴史をたどり、最後は彫刻概念を解体してしまった抽象立体造形に占められていく流れを概観する。
 近代ヨーロッパの芸術概念、特に「スカルプチャー」を翻訳し、日本独自のものにするのは、なかなかの試行錯誤が必要だった。「彫刻」として概念化する過程で、近年再評価が進んでいる生人形なんかも、「芸術」の中から漏れてしまった。十分、造形芸術の範疇だと思うのだけどね。


 大正時代になると、ロダンの圧倒的影響力の元に日本の彫刻界は置かれる。ヨーロッパ彫刻史の中のロダンが分からないと、ここでの意味がよく分からないなあ。で、昭和戦前期になると、ロダンの影響を受けつつ、自分たちなりの造形の探究が進む。日本の伝統的造形との融合が模索され、多様な表現が出現する。個人的には、ここらあたりが一番おもしろい。平櫛田中の「鏡獅子試作頭」、「永寿清頌」が独特の迫力。あとは、橋本平八の達磨がなんか、良い。
 で、戦後になると、戦争体験を反映した作品や抽象的作品が作られるようになり、さらに、「彫刻」概念の解体を目指したインスタレーションや造形作品が出現する。解体するのはいいけど、その後、焼け野原しか残ってないような気がするな。新しい時代の作品は写真撮影禁止。ここいらでは、向井良吉「蟻の城」が印象的。アルミニウムの造形で、破壊された軍艦の構造物というか、変な形の城というか、独特の質感がある。


 橋本平八「達磨」。真っ赤な小さい像のなかで、にらみつけるような目がすごく印象に残る作品。この展示会では、これが一番好きかな。



 以下、中原悌二郎「若きカフカス人」、朝倉文夫「墓守」、荻原守衛「文覚」、竹内久一「達磨之像」。







 後半は、熊本市現代美術館のコレクション展。明治期の生人形を除けば、だいたい、21世紀に入ってからの作品メイン。
 こちらには、あまり興味が持てないなあ。
 あと、こういう抽象的な造形を行うときの、素材としての「鉄」の力。阿部守「Supposed to Fly」、なんかよく分からないインスタレーションだけど、素材の質感だけで見てられる気がする。これは、先の国立近代美術館の所蔵品である若林奮「北方金属」にも当てはまる。こちらは、なんかの金型かなとおもうような、分厚い鉄板の集合体。


 基本的に現代美術の作品って、ピンとこないのだけど、中山ダイスケ「Private Castle」シリーズ2点は、ちょっと気に入ったかな。いくつかの作品で、崇城大のマンガ表現コースの学生が絵を描いているのがあるのだが、この作品では布団をかぶって引きこもっている人を想起している。個人的には、あの毛布の下にはSAN値直葬系の何かが潜んでいそうな印象を受けたが。そのあたりの、各人の想像を羽ばたかせることができるのがおもしろさかな。


 あとは、草間彌生「宇宙の心」。基本、クソでかいミラーボールなんだけど、モーター音をならしながら、ゆっくりと回っている姿が妙に落ち着くw


 やっぱり、生人形だよねということで、安本亀八「相撲生人形」の絞められてる方をメインに。

 ポツポツ降りの雨の中で、所用で外出。
 ついでということで、街まで出て、鶴屋の古書展や熊本市現代美術館の企画展を覗く。県立図書館にも行ったが、本を返す一方で、新しく借りた本はほとんど無し。とりあえず、借りている本の量を圧縮しないと。
 最高気温21度って、かなり涼しいけど、5分程度早足で歩くとちょっと汗ばむ程度の微妙な温度でもあるなあ。


 普段、自転車に乗っていて歩かないから、歩く距離が増えると疲れる。まして、今日は微妙に調子が悪かったし。

放課後さいころ倶楽部 第2話「これはゴキブリです!」 - ニコニコ動画


 冒頭、無駄に長い広告が入って、さすがにブチ切れ。死ねや。


 綾ちゃんを狙ってる男、田上。しかし、彼の控えめなアプローチは、ことごとく周囲にブロックされる。フラグへし折られ男状態w
 つーか、割と無自覚に悪魔だな、綾ちゃんw


 綾のおねだりで、放課後にゲームをすることになった一同。綾へのアプローチを狙って居残っていた田上も、ゲームに加わることに。
 空気を読んでない翠と綾、綾を負けさせないために奮闘する田上、田上の恋心に感づいて、田上が綾が負けないように動いているのに感づいて、やきもきする美姫。4人の内心の動きがおもしろいな。
 で、綾はしっかり、田上の目標が翠と誤解しまくって、本人にもそう言ってしまう鬼っぷり。そこで、あんたが好きとは言いにくいわなw


 「ごきぶりポーカー」、意外と難しそうだなあ。はったりと論理性のどっちも必要そうだし…


 そういえば、美姫ちゃんは、音に過敏なタイプなのかね。

Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア- Episode 2 城塞都市ウルク - ニコニコ動画


 さすが慢心王。いきなり実技試問かいw


 エルキドゥに連れられてウルクを目指す藤丸とマシュ。しかし、途中で、マーリンと出会い、彼がすでに死んでいる「はず」であること、そして、魔獣を率いていることが明らかにされ、戦闘に。マーリンの幻術で逃れる。
 その後は、特に事も無くウルクへ到着。ギルガメシュ玉座の間へ。そこで、いきなり、ギルガメシュ王が、実力を試すとばかりに、宝庫を開いて、宝具攻撃を仕掛けてくる、直前で今回終了。


 とりあえず、マーリン、アナ、ギルガメッシュあたりの顔見せ回といったところか。あとは、美麗な背景で世界観を見せるといったところ。なかなか、人類詰んでる感があるなあ。
 慢心してない、有能モードのギルさんが印象に残る。あと、アナの正体が気になるな。


 アナにお菓子を分けてあげてた親切な門番さん、生き延びることができるのだろうか。なんか、最初から死亡フラグしか見えないが…


 エルキドゥとアナの戦闘場面の動きがすごいな。縦横無尽に動き回るアナちゃん。




 ここ、かわいい。

月刊はかた編集室『古地図で歩く福岡:歴史探訪ガイド:決定版』

古地図で歩く 福岡 歴史探訪ガイド 決定版

古地図で歩く 福岡 歴史探訪ガイド 決定版

 タイトル通り、福岡の都市を、古地図と現在の地図で比較しながら歩けるガイド本。既視感があるなと思ったら、『熊本歴史探訪ウォーキング』と同じ版元の本だった。基本的な書式が決まっているのかな。
 企画としては面白いんだけど、掲載されている地図の方向がページごとに違って、どこを扱っているのかわかりにくいのが欠点。索引図が必要だったんじゃなかろうか。できるだけ多くのスポットを詰め込むために必要だったのだろうけど、ネットの地図を見ながらじゃないと読めなかったのは、さすがにねえ。
 あと、古い地図の年代が、ばらついているのも欠点。この内容なら、近代に入ってからの都市地図でも良かったんじゃねという。


 江戸時代の地図と比べてみると、博多湾岸の陸地が本当に大規模に埋め立てられたのだなと実感する。「城下町福岡」って、福岡城博多湾の間の細い陸地に、東西に細長く立地しているのだな。台風が北側を通ったときは、高波で、被害が出そうな感じがする。
 天神も、東西の堀が複数入っていて、細かく分断されていた。いまは、そういう痕跡をまったく感じないが。頭に入れて歩いたら、へこんでたりするのだろうか。
 博多の西部を除いて、寺社がかなり旧状をとどめているのが興味深い。武家屋敷は、天神の北側の大身家臣の屋敷地が、石碑で記憶をとどめている程度なのに比べると、お寺や神社は、城下町絵図の寺社名が、現代の地図でも見いだして楽しい。というか、それがなければ、道路網もかなり変わってしまっている感じだなあ。


 福岡・博多地域の他に、小倉、久留米、秋月、柳川の地図とガイドが収録されている。小倉も、割合旧状が残っている感じだな。近世には、小倉城と東側の町人地城下町の間に広い水面が開いていて、本当に河口というか、潟湖の周囲を開いた都市だったんだなという感想を持った。
 秋月や柳川も、割と旧状をとどめている。後者は、城と城下町の堀割がけっこうきっちり残っているが良いなあ。本丸は残念ながら、埋め立てられて、学校になってしまっている。今昔マップを見ると、1930年代あたりに埋め立てられてしまって、その後に学校が建設されたという順序のようだ。どういう経緯で、そうなったのだろう。
 秋月は、武家屋敷が耕地化した感じか。町人地は、その後も都市的集落として存続して、町家など、雰囲気のある町並みになっているようだ。


 久留米の変貌ぶりが、逆に印象に残る。本丸以外は徹底的に改変されて、ブリジストンの工場・関連施設と学校が作られているのか。城下町のど真ん中に鉄道と駅ができているのも、あまり見ない都市構造。ここ、川が入り込んでいて、田圃になっていたからこそではあるのだろうけど。北西側は市街地を貫通して線路通しているよなあ。
 東西の水天宮周辺や寺町は、かなり、古い時代の面影をとどめているようだが、市街中心部もかなり区画整理をやった気配があるなあ。戦災でもあったかな。