ゲーム的ファンタジーの功罪(情報元:スベスベマンジュウガニさん)

実に産経らしい、保守的かつ権威主義的な意見。実に分かりやすい。

今は大学生になっても、お粗末な人間理解しかできず、読書でも実人生でも人間関係が複雑になってくるとお手上げになってしまう者が多い。

こんなお粗末な社会関係の理解しかできなくても、新聞社に勤務できるんだから別にいいんじゃないの?


私自身も、ハリポタを始めとする、最近翻訳されたファンタジーは好きになれず、快く思っていない。
しかし、これらのファンタジーと「人間の心理を理解することが不得手で現実を見ようとしない子供」を関連付けるのは、飛躍しすぎだと思う。
そもそも本当に「人間の心理を理解することが不得手で現実を見ようとしない子供」が増えているのか。「ケータイを持ったサル」や西村和雄「分数ができない大学生」のような「若者批判」の本は、老化したオッサンが、強引に理由をつけているだけのように思える。