伊勢崎賢治インタビュー(人材バンクネット:魂の仕事人)(情報元:今日のコラム(仮)さん)

第7回武装解除人 伊勢崎賢治さん-その1-あっけなくついえた最初の夢
第7回武装解除人 伊勢崎賢治さん-その2-武装ゲリラ相手のDDRは危険を伴うが 命懸けという意識はない
第7回武装解除人 伊勢崎賢治さん-その3-やれる人がいないからやるだけ
第7回武装解除人 伊勢崎賢治さん-その4-根っこにあるのはものづくりへの情熱


武装解除』(ISBN:4061497677)の著者、伊勢崎賢治氏へのインタビュー。
生々しい。特に最初のシエラレオネの少年兵の話。こういう連中どうなるんだろう…
あと、自衛隊の派遣への批判。まあ確かに、規模の割りに役に立っていない感は強い。

さらに日本のダメなところは、武装解除を主導して成功させたのに、それをアピールしないんですよ。国内にも海外にも。現地政府国防省の首脳部の人事にまで介入して、軍人組織を解体したんですよ。さらに武器を回収して、整備までして新しい国軍を作ったんですよ。極めて軍事的なオペレーションでしょ? それを日本の血税を使ってやったんですよ。しかも自衛隊を使わずに。そういうことをみんな知らないでしょう? だから国益になってないんですよ。そういう意味では失敗だったと思ってるんですけどね。

じゃあおもしろいからやるのかって? とんでもない! DDRって仕事はぜんっぜんおもしろくない! 朝からラリってる少年兵や「武器は魂」っていう兵士とかを相手にしなきゃいけないんだから、おもしろいわけないでしょ(笑)。そもそも交渉事とか得意じゃないし、性格も内向的だしね。

このあたりのくだりが非常に興味深い。