- 作者: 阪本寧男
- 出版社/メーカー: 昭和堂
- 発売日: 2005/06
- メディア: 単行本
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生産性の向上を目指す近代主義的な「農学」からは、ほとんど無視されているが、雑穀の文化が広く深く世界に根付いている状況が明らかになる。そして、それが現在消えつつある状況も。
べつに貧乏人じゃなくても麦飯を食えばいいじゃない。粟とか稗もおいしいじゃないと、普段から雑穀飯を食っている人間は思う。米や小麦のイデオロギーに支配された思考とは別のラインで考えることは重要だろう。