天野郁夫編『学歴主義の社会史−−丹波篠山にみる近代教育と生活世界−−』(有信堂、1991年)への個人的体験にもとづく書評

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野村正實のホームページの一部。
他も読みごたえありそう。


丹波篠山で、昭和初期に「学歴主義」が確立したのは異例に早く、横須賀では1960年代になっても「学歴主義」が確立していなかったと指摘。
この時期までは、成績優秀者が多数職業高校へ進学、それが高度成長期には大学進学の流れが起き、職業高校の評価が低下したと、自身の体験から指摘。
職業高校など、「手に職派」の再評価が必要とする。