「国体は廃止すべきだ」――開催地・新潟から上がった国体批判

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まあ、「健全な肉体」だからといって「健全な精神」が宿るとは限らないと。たまに「健全な精神」の人物が存在するだけで。というか、現代の世界レベルのスポーツ選手の肉体って健全なのだろうか。むしろやりすぎて不健全という感じも。
熊本県も10年位前の国体で箱物・道路作りまくりで借金まみれになっているのだが… そこまでしてやるべきものなのかね。そもそも、体育が「人格を陶冶する」という考え方がすでに破産している(これは学問方面でもそうだが)のではないか。そこに公金を支出すること自体に問題があるのではないだろうか、と最近考える。

大会用の体操器具にしても、リースにすれば1000万円ぐらいで済むのに、わざわざ県や新潟市から合わせて1億数千万円を出させて新しいものを買わせた。明らかに協会とメーカーの癒着の構造ができあがっている。

こんな話や、オリンピックに選手以上の数のスポーツ関係団体の人間が役員で行っていたという話しを聞くと、この手の体育系の団体には不健全な人間だらけとしか見えない。また、そのような不健全な精神の人間が、子供を「健全な人間」に指導できるのか疑問。