銀輪の死角:元官僚、自転車政策「反省」 歩道走行40年放置

http://mainichi.jp/select/jiken/ginrinnosikaku/news/20101021ddm041040084000c.html 元とはいえ、官僚が間違いを認めたというのが画期的なのかな。何をいまさら感があるが。
 1973年に刊行された自転車産業振興協会の『自転車の一世紀:日本自転車産業史』を読むと、自転車と自動車の分離の必要性とかエコロジーなんかの議論は今とちっとも変らないのに呆れる。結局のところ、40年前に分かっていたことが、放置され続けたということだしな。
はてブのエントリhttp://b.hatena.ne.jp/entry/mainichi.jp/select/jiken/ginrinnosikaku/news/20101021ddm041040084000c.html

現在、歩道で自転車と高齢の歩行者が遭遇する機会は70年の70倍以上になり、重大事故の危険性が高まっていると指摘する。

 これは年寄りがそんだけ増えたってことか? どういう根拠だろう。

一方、元田氏の調査では、盛岡市内のある高校で「自転車は歩道で徐行」という道交法の規定を知っていたのは4人に1人だけ。「歩行者優先は法律に明文化されているのに認識されず、守られていない」と、交通教育の必要性も訴えた。

 私も知らなかったな。そういう条文があると指摘されれば、あったかもなあレベル。だいたい、知っていても守れるものではないし。道交法の規定にまじめに従ったら、逆に危ないし。
 というか、自動車にしても完全に守っている人間はいないだろう。明文化されていても、無視されて、死文化している規定は結構あるはず。