「まさか、ここにまで」指定避難所にも津波の牙 宮城

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 今回の津波被害は、地元の意識が高くても、避難所を呑み込んでいるのだから始末に負えない。今後は、過去の津波被害の検証や今回の事例を基に全国的に見直す必要がありそうだ。

 宮城県石巻市北上川の河口に面した同市北上総合支所は、津波に備えて5年前、新築された。想定されていた津波の最高水位5.5メートルより1メートル高い土地に建て、避難場所にも指定された。しかし、2階の屋根を超える大波で全壊。支所に身を寄せたお年寄りら49人のうち、市職員2人と児童1人の計3人だけが生き残った。市職員の牧野輝義さん(42)は「避難は完璧だったが、津波の力がそれを上回った」。残る職員2人は被災住民対応にあたっている。

 うーむ。少なくとも津波の避難所はコンクリの三階建て以上じゃないとどうしようもないということか…