震災の揺れは6分間 キラーパルス少なく 東大地震研

http://www.asahi.com/science/update/0317/TKY201103170129.html 津波以外の被害が意外に少ないのは、こういう事情があるのだろうな。広範囲の液状化被害やらなにやらあるけど。長周期の地震動も割合少ないものだったそうな。

地震波の周期は0.1〜1秒の短い波がほとんどで、木造家屋に壊滅的な被害をおよぼす1秒前後の周期の地震波は少なかった。古村教授は「家がそのままの形で流された。津波地震の典型ではないか」とみている。

 この地震では、遠く離れた高層ビルや石油タンクに大きな被害を与える10秒以上の長い周期の「長周期地震動」も観測された。東京湾岸のコンビナートの火災などは、この影響と考えられるが、それでも地震の規模の割に少なかったという。(川原千夏子)