CCC、佐賀・武雄市の図書館をプロデュースへ | 新文化 - 出版業界紙 - ニュースフラッシュ関連ページ

http://www.shinbunka.co.jp/news2012/05/120507-01.htm 理想はいつも美しい。
 かなり失礼なことを言うが、武雄市立図書館レベルの図書館で、こんな風景が出現するのかねえ。文庫や新書なんかのソフトカバー主体の書棚だと、ここまでかっこよくならないような気がする。無駄に重量のある学術書や高価な美術書が大量にないと、こんな立派な本棚にならないような。あと、全部開架にすると、かなりぼろっちい本も書棚に並ぶんだよね。むしろ、書棚の雰囲気が悪化するんじゃなかろうか。個人的にそういう書棚のほうがおもしろいけど、CCCが目ざすような方向じゃないよね。
 ついでに言うと、利用する側からすれば、背が届かない所まで本棚があるのはありがたくない。本をざっと見て行くときに目が届きにくいし、ちょっと興味をもったぐらいの本を取り出すのに手間がかかる。標準的な身長の大人が、手が届く程度の高さにしておいてほしいもの。