入口の岡崎型、本殿前の熊本型の二対プラス遙拝所に一対、さらに「水かけ願かけ狛犬」なるものが一体。割と崇敬を集めている神社だけに、豊富に存在。この神社に行くと、翌日あたりから病気になるという嫌なジンクスがあったのだが、今回は免れた模様。まあ、ここしばらく恒常的に頭痛に悩まされているから、プラマイゼロって感じだが…
拝殿前の狛犬。御覧の通りの苔とツタで碑文がほとんど読めない。あと、よく見てみると、阿吽で微妙に作風が違うような気も。碑文の書き方も左右で違うんだよな。片方が破損して、作りなおしたのだろうか。施主はどちらも同じのようだが。
吽形台座碑文
大正十三年十月中旬建之
芭蕉 田中弥一
拝殿左側の摂社末社群の中にある狛犬。水をかけられているせいかかなり風化している印象。石は石灰岩?
敷地の奥、龍王社の脇にある「伊勢神宮・阿蘇本社遙拝所」の狛犬。ごく最近作られたもので、素材はおそらく中国の石、姿勢は出雲型みたいな感じで、顔はコマヤン。口はあまり開いていないな。
平成二十三年三月吉日
正面大鳥居の下に作られている狛犬。コマヤンはもういいや。
奉納 龍田町芭蕉
阪田 公亮
平成二十二年七月吉日