生活道路:車優先「考え変えて」 時速30キロに規制を− 毎日jp(毎日新聞)

http://mainichi.jp/select/news/20121108k0000e040227000c.html
 昔から言われていることなんだよな。それにもかかわらず、対策が進んでいない。幹線道路の新設よりも、こういう生活道路の減速強制設備の整備に金を使えばいいのに。地場の経済を回すんだったら、大規模工事よりもこっちの方が経済効果は高いんじゃないか。
 幹線道路の抜け道に生活道路を使わせないようにする対策を考える必要があるよなあ。ヨーロッパだと、そもそも、生活道路によその自動車を入らせないようにする対策もあったりするそうだし。しかし、公文書政策とか、生活道路とか、漁業政策なんかで、地味に、韓国の方がよっぽど先進的な施策を行うようになってきたな。

現在の道路法道路交通法は生活道路や通学路を定義せず、(抜け道として使う)通過交通を排除する発想がない。そろそろ考えを変えるべきだ。韓国では抜本的な対策が始まり、学校の半径500メートル以内の安全策は徹底している。道路脇に自動速度計測器を設置し、車が時速30キロを超えると警告して、速度違反に一般道路の2倍の反則金を科している。片側3車線の幹線道路にもハンプを設けた。「子供の命が何より大切」という強いメッセージを国が打ち出し、政策を進めている。



 はてブのコメで、カーナビの普及が生活道路への車の進入を助長したって指摘があるけど、確かにそういう側面はありそう。私の家の横がそういう道なんだけど、ここ5-6年ほどで明らかに交通量が増えたって感覚があるし。