ヨーロッパ(主にロシア)料理につて - Togetter

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 しかしまあ、○○料理って言うときに、そこの国の宮廷料理と当該地区の資源の特色を反映した庶民料理がごっちゃになって分かりにくいところがあるような。まあ、味付けや食材ってのは、土地の風土を濃厚に反映するものだけど。実のところ、伝統的な農村の食生活って、どこでも土地の穀物にスープ程度なんだよな。日本では飯に味噌汁、ヨーロッパだとパンかオートミールにごった煮スープみたいな。今見たいな栄養バランス以前だったのは確かではある。
 あとは、フランスの宮廷文化の影響力とか。16-18世紀あたりだと、やはりフランスが最大の大国だしな。文化的ヘゲモニーも含めて。まあ、フランスの宮廷文化も、ルネサンス期あたりにイタリアの宮廷文化を導入したものではあるのだが。

『食物の混ぜ物と料理の毒物に関する論文』の著者フレデリック・アキュムですら「テムズ川の水は、ロンドンの水位マークより下で汲む限り、とてもソフトで味がよい」「樽で2ヶ月保存した水を濾過すると驚くほど風味が増す」とか言っててヴィクトリアン怖い

 ……絶句