- 作者: 渡瀬草一郎,桑島黎音
- 出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2013/06/07
- メディア: 文庫
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『パラサイトムーン』からは5-10年くらい時間が経過した設定なのかね。希崎心弥は弓を取り戻して、結婚しているようだし。夢路やフローラとファウナとか、根黒桂とか、前作の登場人物もちらほら登場。かなり忘れているけど、気にせず読めるな。
とりあえず、神具「マリアンヌの宝石箱」が開けられ、かつて猛威を振るいキャラバン創設の原因となった「皇帝」プロスペクトとその配下の記憶と力が解放、周囲にいた人々に取り付く。主人公の周囲の人々に、とりついて、主人公に日常が壊れていくところでエンドと。すがすがしいまでに「つづく」という展開だな。先が気になる。
今回の幼馴染は金髪お嬢様。で、ヤンデレ義妹と、どちらをとるかの選択が迫られるという、いい感じの修羅場三角関係。ヤンデレ義妹の死亡フラグとしか思えないのだが。あとは、クレアさん超覚醒とか、皓月さんも主人公争奪に参加して三つ巴とか。