「青空文庫」一転曇り空? 作品数、大幅減の懸念  :日本経済新聞

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 実際問題、現行著作権での保護期間延長は利用されない作品の死蔵を増やすだけだよな。著作権の目的が「文化の発展」である以上、特定作品の商品価値の増大とは矛盾するはずなんだけど。むしろ、交渉の過程でアメリカに著作権の保護期間短縮を飲ませるべきだと思うが、そんな交渉力はないだろうな。
 既に著作権の保護がなくなっている作品はともかくとして、70年に延長されると、今後20年ほどパブリックドメイン入りの作品がなくなるから、青空文庫にはきついよなあ。まあ、それ以前の作品で空白のものを公開していく方向性はありだろうけど。