元特攻隊員だけど何か質問ある? 【第1回】江名武彦さんの場合 - ライブドアニュース

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 学徒動員で戦地に動員された人へのインタビュー。この世代の人でも90歳か。本当に生き証人はいなくなりつつあるんだな。しかし、物心付いたころから戦争の時代で、軍事教練が学校のカリキュラムとして普通に存在したって、その時点でディストピアだな(運動音痴)。
 大正時代にはすでに消費文化が勃興していたわけだから、東京の大学生だとそういうのにどっぷり使った生活ができるだろうな。ただ、それはある意味、恵まれた一部だと思うけど。
 実際のところ、日中戦争が始まってからの方が、軍需生産で労働力の需給が逼迫して工員は豊かだったとはいうな。あるところには、物資があったんだろう。でも、部隊で使われる肉が、自分たちで獲ってきたウサギって時点で、ずいぶん逼迫しているよなあ。なんだかんだいって士官だったからこそ、物資の逼迫を体感しなくて済んだんじゃなかろうか。あと、賄賂でお酒を融通してもらうとか。戦争中からそういう状況だったんだな。まあ、こういうのは多かれ少なかれあったんだろうけど。
 この人は97式艦攻のエンジン不調で生き残ったのか。結局、特攻たけなわの時期に離島に隔離されていた結果、助かった感じだな。で、内地に帰ってくると、もうダメポ状態だったと。