書評メモ

[本]目に見えない敵と戦うために――感染症のリスクを扱う / 『「感染症パニック」を防げ!』著者・岩田健太郎氏インタビュー | SYNODOS -シノドス-

 メモ。『「感染症パニック」を防げ! リスク・コミュニケーション入門』の著者インタビュー。
 感染症をめぐるリスクコミュニケーションの話。パニックを起こさないように、正確なリスクの見積もりを伝えることが重要。メタファーやアナロジーが通じないと言う話も興味深い。つーか、ツイッターってコミュニケーションの道具として最悪なんじゃね。
 エボラの疑い例を発表するのは問題アリとの指摘。まあ、個人の情報まで詳細に出してしまうのは問題だよな。名乗り出にくくなる。あとは、エボラがヒトからヒトに移る可能性が低いという話。西アフリカでの流行は、実際、あのウイルスがあの規模で流行したこと自体が驚くべきことなんだよな。
 「パニック」への対応の重要性。ただ、アメリカでもエボラ関係では失敗しているように見えるが。リスクコミュニケーションの事例や経験を蓄積する必要性。

[本]書評: 「我が国文化と品質」 圓川隆夫・著 : タイム・コンサルタントの日誌から

 メモ。文化的性向と企業経営の関連。思想や概念への無頓着さが、過剰品質なのに顧客の期待に合致するというところが欠けた製品ができる要因と。

[本]松井孝典『生命はどこから来たのか? アストロバイオロジー入門』とアストロバイオロジー系の本の紹介 - logical cypher scape

 メモ。生物と天体に関する本いろいろ。よく考えると、天体ベースで生物の話ができるようになるって、すごい時代になったな。

[本]史料研究者のとっておき/日本史の森をゆく(東京大学史料編纂所) - 見もの・読みもの日記

 メモ。おもしろそう。見かけたら買うか借りるか。古代に、西域との交流が豊かだったんだな。

[本]ビッグデータの解析で明らかになった3つの人間・社会の法則 - 参考にならない読書感想録

 なんか気持ち悪いなあ。こうやって、人間を測って、そのデータから人間の行動そのものを制御できるようになりつつある状況。で、そのコントローラーを誰が持つのか。
 人間の行動の回数は決まっているとか、行動から幸福度が測れるとか、条件によってはビッグデータを利用した人工知能は人間の想定を上回るとか。意外と簡単に、人間の行動とか感情って制御で来そうなのがまた、アレだ。

[本]『日本における書籍蒐蔵の歴史』 | 積讀日記

 メモ。機会があったら。

[本]【レビュー?】長田龍太著「中世ヨーロッパの武術」(2012年) | 拳の眼

【レビュー】長田龍太著「続・中世ヨーロッパの武術」(2013年) | 拳の眼
 剣の柄でぶん殴るのか、一番打撃力が高いのか。そういえば、日本の武術で、鎧武者相手に戦う方法って、あんまり語られないような気がするな。
 近世はフェンシング的なものに変わっていくし、時代による変化は激しそうだな。