大宅文庫関連記事メモ

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私設雑誌アーカイブ『大宅文庫』の危機【後編】 ≪ マガジン航[k??]
 大宅文庫が財政的にヤバイと。
 で、その原因としては、国会図書館の蔵書検索の利便性が増して、大宅文庫が割高になり、利用者が減少傾向にあると。これは、どうしようもないところがあるな。Webで稼ぐか、別の客を開拓するか…
 財政悪化の原因は、マスコミの弱体化による法人会員の減少が大きい。さらに、提供する情報のレベルの低下もあると。ネットで調べた分だけで原稿を書けか。そりゃ、ネットに勝てないだろう。資料も、寄贈を受けてきたが、最近は寄贈を断られることが多くなってきたとか。懐事情の悪化、それが大宅文庫のサービスレベルの低下につながっていく、悪循環だな。
 ただ、やはりこういうアーカイブ施設が一ヶ所にとどまらず存在することは重要だと思うが。


 熊本にいると縁がないけど。名前だけは知っている。国会図書館大宅文庫って情報源があるだけで、知的生産の圧倒的優位が。


 国会図書館の検索にはない、独自のタグ付けが役に立つと。

たいへん使い勝手が悪い大宅壮一文庫が経営危機らしい件(飯田一史) - 個人 - Yahoo!ニュース

 デジタル信者うぜえ。
 しかしまあ、サービスで選べるだけ、東京は恵まれているよなあ。上でもあるが、民間団体だけに、独自に誌面をスキャンして、デジタルアーカイブを構築することができないと。これ、大宅文庫特別処置法みたいなのがあってもいいような気がする。

大宅壮一文庫へ行ってきた。 - みききしたこと。おもうこと。

 スタッフの体制で索引を作れなかったりするのか。それだけ、情報の加工にコストをかけているってことだよなあ。雑誌は製本しないと傷みやすいというのは確かに。定期的に書庫の引越しをやっているって…

大宅には「資料を集めるのに100万円かかるとすると、それを収める建物を作るのに100万円、それを利用できるようにするための索引を作るのに100万かかる」という趣旨の発言がある。収集・保存・提供をあわせて意識していた。

 これはその通りだよな。タダで手に入れたものも、整理にものすごいコストがかかる。