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やけに詳しいな。つーか、欧語文献メインか。文献紹介までやっているのが、すばらしい。
現在のルーマニアの地に、様々な文化要素が寄り集まって、「ダキア」という「国」が形成される。で、トラヤヌスのローマ帝国と殴りあいをやった流れ。
一神教的な「ザルモクシス信仰」なる宗教があって、それが「国」の背骨になったと。
しかしまあ、この種の絶対権力って、やはり拡大していろいろと配分していかないともたないのだな。で、その拡大の果てに、ローマとダキアという二つの国が戦争をすることになると。
しかし、全盛期・本気のローマの強さ。ローマ相手でなければ、周辺地域に無双できたはずの国なんだがな。ダキア王国の中核部は、徹底的に人口が消滅し、ローマからの移民で占められるか。
