紫堂恭子『辺境警備 2』

辺境警備 2 (あすかコミックスDX)

辺境警備 2 (あすかコミックスDX)

 二冊目。価格もあって、購入がスローペース。グズグズしていると、アニメイトから返品されそうだなあ。つーか、先日行ったら、なくなってた。ネット通販しかないな…


 呪術師カイル登場。意外と、早い段階で出てきていたんだな。
 往診の帰りに、アモンにさらわれて、殺されそうになる神官さん。それを救い出した隊長さんに、恩に着せられて、レナンディに遊びにいくのにつきあわされる事に。そこで、呪術師のカイルが、呪いをかけているところに遭遇。さらに、カイルの宿に。怒り出した神官さんが、カイルの呪具を全部持ち去ってしまったことから、最終的に、ドレングの町に。まあ、カイルも、なんだかんだ言って、悪い奴じゃないよなあ。


 あとは、隊長さんの昔なじみの女性が、会いに来たり。いやほんと、若い頃と面相が変わりまくっているな。


 あとは、独特の雰囲気で印象的な、獣虫のエピソード。
 山奥の神聖獣神殿を訪れた神官さんと隊長さん。しかし、そこは異様な雰囲気がたちこめていた。この神殿では、時として、「神罰」によって急激に老化する者が出る。ちょうど、そのときだった。
 その老化は、神殿の地下で眠りについていた「獣虫」の仕業だった。これまでと違い、充分な生命力を吸収し、目覚めた獣虫は、神殿の人々を無差別に襲いだす…