クラカトアの大噴火

 クラカタウ火山の噴火と山体崩壊のニュースあり。1883年の噴火から、135年ぶりの大暴れか。前回は、世界中に響き渡る大音響を立てたそうだが…
 なにやら、アナク・クラカタウは、崩れ去っている可能性が強いとかなんとか。
 何年か前に、サイモン・ウィンチェスター 『クラカトアの大噴火』を印象深く読んだが、こんなに早く、再爆発があるとは。


 やはり、火山噴火に伴う山体崩壊は、恐ろしい災害だな。前回の爆発では、3万6千人の犠牲者をだしている。あるいは、「島原大変肥後迷惑」こと、1792年の寛政島原噴火に伴う眉山の崩壊、1741年の渡島大島の崩壊に伴う津波とか、数千から1万人以上の被害を出した災害もいくつかある。
 いきなり、巨大津波に襲われるから、逃げる暇もないんだよなあ。一番恐ろしい類型の災害かも。しかも、閉鎖的な水域だと、威力が増す。


 前回の経緯を考えると、まだ、もう一発くらいありそうなのが、怖い。


 関連:クラカタウ2018年噴火と山体崩壊 - Togetter