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外洋で生きる成体のホホジロザメは、高気圧性の暖水渦を主な生息地にしていることが、バイオログギングで判明したと。バイオロギングは観測しにくいところの生き物の生態を探る強力な武器になっているな。
かつては生物の少ない領域と思われていたが、暖水渦の深海域はかなり生物量の豊富な領域であること。また、「事実上の温血生物」であるサメは、体温を水温より高く保たないと消化できないが、暖水塊は、その点でも、深海活動を補助する。
また、一日の挙動も日中は深海で、夜は浅海という、獲物のイカの動きと共通しているそうな。
大型魚類の生活も、なかなかおもしろいな。