水瀬るるう『大家さんは思春期! 11』

 中学二年生の秋から冬。運動会に、文化祭に、ハロウィンに、クリスマスに、お正月に。全力で動き続けたチエちゃんも、お風邪を召してしまう。まあ、そういうことあるよなあ。キャパを無視して突っ走ってしまう。ラストの「おかあさん」というのが、意味深だなあ。母親登場フラグかな?


 文化祭の微妙に手抜きなメイド喫茶が、ちょっとおもしろい。昨年気合い入れすぎたので、先に準備しておいたお菓子とドリンクをサーブするだけ。メイドさんは、ただ、自然体で遊んでいるだけという。なんか、微妙にこう、アレな感じのメイド喫茶が。レイコさんの気合いの衣装提供で、クオリティだけは高くなるんだよな。
 やたらと目立ちまくって、他のクラスの宣伝にもなってしまうと言う。別の組のドレスのお嬢様とコラボがw


 あとは、熊川さんの骨折のエピソードとか、コインランドリーの井戸端会議に参加するようになった前田さんとか、屋台風のセットを作ってチエちゃんラーメンとか。なんか、楽しそう。
 毎週楽しみにしている時代劇の最終回で、チエちゃんが調子を狂わせる回もおもしろい。他の人もチエちゃんを気にして、気もそぞろw
 いつもきっちりとしている人がグダグダだと、そりゃ、気になるだろうけどw


 酒粕粕汁かあ。そろそろ、美味しい季節が近づいてきたなあ。


 友達の家族ネタでは、ラストになるのかな。マユさんパパママも、納得のチエちゃん。保護者に大人気だね。しかし、ルンバを三機常時巡回とか、スマート化しまくりとか、なかなか金持ちというか、マニアな家族だなあ。