https://live2.nicovideo.jp/watch/lv324287895
改めて、通しでみると、印象深い。
最初の方は、本当に牧歌的だったんだなあ。ギルガメッシュ王の命令で雑用をやったり、クエストであちこち出向いたり。この時点で、ギルガメッシュ王はウルクの滅びも、ティアマト神が偽物だということも気づいていたんだよね。それを顔に出さずに命令できるのがすごいなあ。
5話の海水サンプルの引き取りも、確実を期して、自分の目で確かめる必要があったのだろうなあ。「天命の粘土板」は、どんな
まあ、途中で過労死しちゃうのは予定外だったようだがw
中盤以降の敵の強さというか、二番底、三番底のどんでん返しがエグいなあ。
8話で、牛若・レオニダスを犠牲にしてティアマト/ゴルゴーンの強さを印象づけ、ラスボス感を出す。そして、そのラスボス打倒で一段落したと思ったら、本物のティアマトとラフムの出現。そして、それさえもフェイクで、なんとかティアマト本体を打倒したと思ったら、巨大怪獣の大爆誕。これが、何をやっても死なないという。
圧力のかけ方が。
そう言えば、巨大ティアマト、黒の泥に乗ってウルクに進撃してくるけど、能動的な攻撃はほとんどしないんだよな。藤丸狙撃くらいで、あんまり飛び道具を使ってこない。これで火力マシマシだったら、手の付けようがなかったな。
そして、その文字通り不死身のラスボスに、一度は去った常陸坊やゴルゴーン、そしてケツァルコアトルの本気技、最後にキングゥたちが、己の身を挺して、足止め。「それでも立ち止まるわけにはいかないんだ!!」
冥界に落とし、それでも冥界を乗っ取ろうとするティアマトに、さらに援軍。災厄の獣に対する最終防衛機構たるグランドの冠位を持つ山の翁が登場。後半のインフレーションが熱いぜ。
個別の話単位では、エレシュキガルが完全に私情に走ってる12話「王の死」がギャグテイストで楽しい。「どっちの女神ショー」とか、ギルガメッシュの「こやつめハハハ」とか。
熱いのでは、ゴルゴーンに二人のサーバントが挑む第8話、次々と皆が死力を尽くす18話、19話あたりか。
16話、クるものがあるな。シドゥリさんの自意識が残ったラフム、最後にキングゥを助けて、言葉をかけるところ。さらに、エンディング。あとは、黒牛若の出現による聖杯奪取妨害。
とりあえず、エレちゃんがかわいい。「だわ」の語尾がいいなあ。ちょろいじけ女神さんが。
あとは、レオニダスがかっこよすぎる。8話、もうね。そして、その言葉の重み。「テルモピュライ・エノモタイア」がもうね。
牛若はコスチュームがエロい。あれ、あちこち見えそうだけどw
結局、藤丸の強さは、あるがままに受け入れ、決して折れない粘りということか。