荒瀬ダムの撤去 30分版(一部専門家向け)
荒瀬ダムの撤去 15分版(一般向け)
なんというか、解体のための施設設置がかなり大がかりだな。水位低下のために下の方に新たな排水口とゲートを設置。作業路の建設。岩盤の除去。
発破による解体のために、さまざまなテストが重ねられた。
門柱を発破で倒して、その後、改めて発破を仕掛けて小割。撤去。丸棒で想定より衝撃に弱かったとか。人家に近いところは、穴を開けて、破砕装置を挿入。次々と発破で壊して撤去。堤体のコンクリートは、細かく砕いて、水力発電用の導水トンネルの埋め戻し材に再利用。
両岸の取り付き部分は、ダムの存在を伝えるために残して、公園として整備。
堆砂は、撤去の上で、アサリ再生に海に散布。
川床が低下すると、意外なほど早く浸食されて行くんだな。
あとは、井戸枯れや消防水利の確保なども課題となる、と。解体だけで84億円かあ。
半世紀前の牛枠が現れて、土木学会が資料として採取したってのがこれまた興味深い。
ja.wikipedia.org
www.arasedamtekkyo.hinokuni-net.jp
newswitch.jp
http://www.ksustech.co.jp/gt/study/pdf/c_2015_9_13.pdf