熊本城特別公開北ルート

 結局、昨日は頭痛もあって、熊本城の写真まとめまで追いつかなかった。
 二の丸公園から西大手門を経て、頬当御門を越える工事用傾斜路を通るルート。平日は、当然工事用に使われるため、日祝のみの公開。昨年10月の特別公開で通ったのと同じルート。
 昨年の写真と比べると、やっぱり、天守閣の修復工事が進んで、平左衛門丸、本丸両方とも、工事用資材が少なくなっている。ずっといた、クローラクレーンが二台とも居なくなっているのが寂しい。
 とはいえ、今後も宇土櫓の解体修理などがあるから、傾斜路は当面そのままなのかな。

西大手門周辺

 崩れた石垣が栗石の蛇籠とコンクリの養生で防護されているのは、変わらず。だいたい、この種の枡形、どこも派手に壊れてるなあ。
 あと、西出丸の西側石垣も派手にはらみだしてるなあ。






傾斜路入り口

 日曜だけど、そこそこの人出。二枚目は、傾斜路状から加藤神社の方を撮影。



宇土

 なんか、やっぱり傷みが酷くなってる感じあるなあ。












 宇土櫓本体の石垣よりも、解体済みの続櫓の石垣の歪みがひどい。



天守閣西面

 徹底的に修理されてピカピカ。宇土櫓とのコントラストがすごい。
 小天守は来春の公開に向けて、足場の撤去中かな。しかし、この足場に囲まれた小天守も、これはこれでかっこいい。












 こうして、アップで見ると、天守台の石垣もけっこう歪んでいるなあ。天守は、内部に岩盤まで達する杭を打って基礎にしているので、石垣は現状保存が優先される、と。



枡形

 頬当御門方面の枡形。南方向へ降りていく枡形。石が撤去されて、コンクリで養生されている。



 南側に降りていく石段。ここは、それほど石垣が傷んでる様子もないな。



 暗がり御門の枡形は破損がひどい。あと、売店だった建物は一段と廃屋化が進んでる。



天守閣南面

 傾斜路を上っていくルートから。

 こんな感じの人出。



 傾斜路の頂点から西を望む。なかなかの眺め。



天守閣東面・本丸

 休憩所もある広場になっている。しかし、一面敷き詰めた鉄板がすごいなあ。









頬当御門上の傾斜路頂点から

 二の丸公園の大きな木に遮られて町並みが見えなくなって、金峰山がいい感じの借景になっている。続櫓があると見られない景観だな。



南大手門周り

 ここまで歪むんだなあ。あと、石置き場になってる奉行丸。








元太鼓櫓下

 この道、県立美術館に行くのによく使っていた道だからなあ。西半分が見事に埋まってるのを見るのは怖い。ここが二の丸公園にアプローチするには、一番傾斜が楽なルートだったんだけど…