日本製鉄工場で社員2人被ばくか 年間限度量の数十倍の可能性も | 事故 | NHKニュース

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 これがあまり大きく報道されないあたりに問題を感じる。急性症状もでているし、被爆した人はおそらく数シーベルト単位になっている。これからどうなるかあまり考えたくないレベル。確かに被害者のプライバシーは本当に大事な事ではあるのだが、それを盾にしてだんまりが許されるような事故ではない。
 会社は業務上過失傷害になるんじゃないかねえ。あと、同じような事故を防ぐために公的機関による調査と教訓の公開が必要。
 そもそも、被曝量がはっきりしない時点で安全管理体制の不備が強く示唆される事故。日本製鉄はプレスリリースも出していないけど、社長が記者会見しなきゃいけないレベル。外部漏洩がないというけど、事故のあった2人そのものが外に出ているのが漏洩なんじゃ。
 しかし、被曝量が本当にゾッとするというか、急性症状が出たという第一報の時点でヤバいというか…



 いや、ほんとヤバい数字。なんでこんなことが起きたのか追求する必要がある。というか、日本製鉄瀬戸内海鉄工所広畑地区では産業事故が連続しているんだよなあ。


 しかし、ネットを調べてみるとこういう産業用の装置での事故って他にもあるんだな。ネットで紹介されていた事例だけでも、こんな感じなのか。3番目あたりがそっくりというか。
atomica.jaea.go.jp
atomica.jaea.go.jp
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 私自身はゴイアニア被曝事故や千葉県のイリジウム被曝事故を思い出した。つーか、2008年には線源の盗難事件なんかもあったのか。
ja.wikipedia.org
atomica.jaea.go.jp
cnic.jp


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 病院の放射線治療装置の設定ミスで過剰な放射線を受けて死亡する事故って何件もあるんだな。怖い。


 関連で原子力関連の事故調べてるけど、東電の臨界事故隠しなんかを見てると、東京電力原子力を扱わせてはいけないなとの思いを新たにする。つーか、日本国に原子力を扱う能力ないな。
ja.wikipedia.org
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