県立美術館

 本日は県立美術館に「美の旅:西洋美術400年」を見に出撃。
 コロナが落ち着くまでと先延ばしにしてたら、会期末が近づいてきて、今日しかなかった。会期が9/4まで。土日は回避。明日以降、天候が安定しないとなると、ホント今日しかなかった。


 とにかく今日は暑かった。今年は外出を徹底して避けていただけに、これだけの暑さは久しぶり。つーか、先週、熊本博物館に行ったときは、ここまで暑くはなかった。
 もう、ほんと外にいるだけで、ガスガス、ヒットポイントが減っていく感じ。熊本城まで自転車を走らせるのに、いつもよりも時間がかかった。カメラを取り出す気力もなし。県立美術館に着いた時点で、かなり力尽きていた。


 「美の旅」展、思った以上に人出が多くてビビる。あと、絵の前でキャンプションを読みふけってる人ばかりで、絵が見づらかった。体力が削られていなければ、ここまでカリカリしなかったかも知れないが、わたしは東京や大阪の美術展は見られないかも。つーか、西洋絵画の美術展って、やたらと人出が多いなあ。
 歴史画、肖像画、風俗画、静物画、風景画などのアカデミー的な序列によって整理されていたけど、やっぱり歴史画には、あんまり興味を感じないなあ。つーか、歴史画肖像画あたりがやけに画面が暗いのはなんでだろう。


 ちょっと体力不足で、思ったより早く見終わったので、別棟の「雅:細川家の歴史と美」を見ることに。さすがにトリプルヘッダーは無理だった。
 歌仙兼定が展示されるということで、人が居るかと思ったら、こっちはガラガラだった。西洋絵画だけ見て帰っちゃう人が多いんだよなあ。歌仙兼定、36人ぶった切ったという逸話の割りに、細い刀だったな。あとは、嫁入り道具の服の刺繍の見事さとか。
 刀剣乱舞の刀関係の影響力大きいのだな。なんか、それ関係のグッズ用の出店が出現していた。おかげで美術展関係のチラシがゲットできなかった。


 帰りは上通で本屋をハシゴして帰宅。久しぶりのリアル書店ということで、新書を思わず衝動買いしてしまった。


 監物坂横の堀。木がかなり切られて、見晴らしよく。加藤神社社務所裏側にあたる石垣が応急処置されている。



 戌亥櫓。解体が進んでいる模様。プレガーダーでがっしりと石垣を押さえている。