ねこ田太子『追放された悪役令嬢ですが、モフモフ付き!?スローライフはじめました 1』

 なんか、電子コミックの試し読みで頭の方だけ読んで、一巻を購入。そのまま、続きを買っていない本がいっぱい。つーか、根本的に置く場所が無いんだよねえ。電子書籍導入もいいんだけど、物理的に目の前にないと、積ん読がますます悪化するような…


 ヒドインに陥れられ、悪役令嬢扱いされて、学園を退学処分にされてしまう主人公アイリーン。しかし、自分が悪役令嬢であるという前世知識があり、強制力で逃げられない可能性を認識していた彼女は、「その後」を見据えていて。


 マイベリー村に移住するアイリーン。
 それに対し、友人で、隣国の皇子で、獣化能力のコントロールの修行のために留学してきているカーゴが同じ村に療養に赴くと言ってきて、同道することに。
 そこで、名産品種の苺を使ったスイーツを出すカフェを訪れる。しかし、店主が怪我をしていて休業していた。アイリーンは、手伝いでカフェの営業を申し出る。
 カーゴ、お付きのルークとともに、カフェを営業。順調な滑り出しを始める。


 カーゴは、かつてこの国を訪れたときに、獣化してしまって、町を放浪。その時にアイリーンと出会っていて。徹底的に守るつもりで行動している、と。


 追放後に、カフェを始めるという点では、『令嬢はまったりをご所望』と重なる物語構造だなあ。