王都で謁見の後始末編。王弟殿下の株の下がりっぷりが、なんか哀れももよおすというか。まあ、結局、自分の基準で、自分のもとに来させようとしている時点で目がなかった感。王弟の身分を捨ててドヤール領に住み着くくらいしか勝ち筋がなかったね。
ドヤール領では、先代辺境伯が、サラナを喜ばせるものは何かと知恵を絞って、図書館設立という力業に出る。サラナがたくさんの本を読めるだけではなく、村の子供たちの学びの場を提供するというやり方が、サラナを喜ばせる、と。
ただし、司書として赴任してきた人物が、サラナに粉かけて、保護者面談開催とか、プライドボキボキに折られたあと、先代に懐いて修行を始めるあたりが。「性格は悪く女性に対しても褒められた態度ではありません」とか、「弟の性格がここまでねじ曲がり、顔が良いからと女性に対して不誠実で自尊心の塊になってしまった」とか、実の兄にここまで云われるとかw
あとは、王家にお怒りで、サラナ開発、アルト商会販売の商品が西の侯爵家に優先されるようになって、国内荒れ気味とか。王都で潰れかけの食堂をコンセプト食堂にして大儲けとか。王弟殿下お仕置きで沼地バトルからの社交界修行とか。
サラナの従兄弟の婚約者が出てきて、大活躍。王弟殿下を、アレな侯爵令嬢とくっつけようとしたり。というか、学園で、上位貴族を差し置いて影響力を持ってるのか。
後半はミンティ芋のお話。
お茶会で晒し上げられているミンティ男爵令嬢を助けた、従兄弟の婚約者二人組。で、もらったミンティ芋をドヤール邸に持ち込んだら、サラナによってあっという間に商品化。芋本体より、葉と茎が栄養豊富で、美容に良いということで、貴婦人が目の色変えて確保に走る。
その準備のために、アルトが駆け出し時代に世話になった商会を取り込もうとするが、商会の跡継ぎ娘がサラナを侮辱して、サラナ信者連ガチギレとか…
ドヤール家の女帝が、王家ならびに王家派の家に揺さぶりをかけているわけだけど、これ、どう展開するんだろうなあ。
サラナたちが捨ててきたゴルダ王国、第二王子と王妃と聖女が駄目すぎて求心力が低下しているようだが、何かしかけてくるのかねえ。あとは、アルトさんの実家のお話も、そのうち絡んできそう。で、前世、ダメ男コレクターだったため、恋愛そのものを諦め気味なサラナ、いつ、アルトさんの本気の気持ちに気付くんだろうなあ…
