2010-09-26から1日間の記事一覧

「国指定目指す西南戦争遺跡群 植木、玉東両町:自治体の枠超えて連携:近代史跡保存の先例に」『熊日新聞』10/1/31

植木町と玉東町にまたがる西南戦争激戦地の遺跡群の国史跡指定を目指す地元の取り組みが盛り上がりを見せている。明治以降の近代史跡の指定事例は少なく、自治体の枠を超えた広域的な取り組みも極めて珍しいことから、県も積極的な支援に乗り出しているほか…

「空襲から飛行機守る掩体壕跡:調査終了 町に報告書 あさぎり町:高谷さんと山下さん 町文化財の指定求める」『熊日新聞』09/1/7

太平洋戦争中、飛行機を空襲から守るために造られたあさぎり町上東の掩体壕跡の調査が六日までに終了した。全国でも珍しい木製の屋根を備えた有蓋掩体壕で、調査で他県に残る同種の壕と大きさが同じことが判明。一定の規格に基づき掩体壕が造られていたこと…

「植木町教委生涯学習課班長 中原幹彦 西南戦争時の官薩両軍の遺跡:至近距離の対峙示す出土状況」『熊日新聞』10/3/21

昨年から今年にかけて、植木町滴水の山頭遺跡で官薩両軍の陣地跡とみられる遺構がきわめて近距離で確認された。130年以上前の実戦の様子が見て取れる重要な戦跡とみられる。調査にあたった植木町教委生涯学習課班長の中原幹彦さんに戦跡の出土状況や意味合い…

「旧陸軍の火薬工場 荒尾二造分析室跡:刻まれた接収の歴史:番号や範囲示す横線発見 市民団体「貴重な戦争遺跡」」『熊日新聞』09/1/14

荒尾市の県立荒尾高に残る旧日本陸軍の火薬工場関連施設跡から、敗戦時に連合国軍が各施設を接収する際に書いたとみられる番号などが見つかった。戦争遺跡を残す活動をしている市民グループは「敗戦時の接収状況が分かるものは全国的に珍しい」と注目してい…

「戦跡考古学:旧飛行場の発掘調査 各地で」『朝日新聞』08/8/24

明治時代からアジア太平洋戦争にかけての戦争の痕跡を研究する「戦跡考古学」。出土した銃器や食器、発掘された地下壕や高射砲陣地など、あらゆるものが対象となるが、中でも最近目につくのが、飛行場遺跡の調査例だ。発掘調査も増えてきた。(宮代栄一) 東…

「「戦跡考古学」に脚光:軍需工場・壕・飛行場など研究」『朝日新聞』07/8/1

http://www.asahi.com/culture/news_culture/TKY200708010128.html やはり、戦争の痕跡が薄れてきたからこそ、研究し保存する動きが出てきたのだろうな。事実、熊本でも戦争遺跡は破壊されつつあるし、終戦後60年以上たって記憶も薄れつつある。また、西南戦…