米の1260万世帯、十分な食事摂取に障害、農務省 (カトゆー家断絶さんから)

米国の家庭のうち、約1260万世帯が2003年中に、金銭的な問題などで十分な食事が取れず、飢えへの不安を強める経験を一度はしていたことが19日分かった。農務省の報告書で、米調査局が実施した、約6万世帯対象の調査に基づいている


この報告書は当初、10月下旬に公表する予定だったが、延期となった。11月2日の米大統領選投票に関連し、民主党候補だったケリー上院議員はこの発表延期について、「ブッシュ政権が(投票への影響を考え)悪いニュースの公表を遅らせた」と批判するいわく付きの報告書ともなっていた。

このあたり、アメリカは「先進国」らしからぬ国だな。移民国家だけに福祉国家の構築が難しいという事情があるのだろうけど。海外に「自由と民主主義」を押し付けにいく余裕があるなら、国内の貧富の格差を何とかするのが先だと思うけど。
報告書の発表を遅らせたのは、ブッシュ政権らしいというか選挙前だし誰でもやるかというか…