丸山氏は「ネットが出てきて音楽業界の人が戸惑っているのは、これまでと同じように利益を上げられなくなると恐れているということだと思う。自分もソニーにいた頃には、巨大音楽レーベルとしてネットは脅威と感じてどのように防御するかを考えてきたが、現在はインディーズレーベルの立場に変わったことで、むしろネットワークやテクノロジーを使って新しいことをやっていきたいと考えている」と語った。
この部分、実に興味深い。立場によって新メディアに対する感覚がこうも変わるものか。
やはり問題の核心は巨大化した音楽産業が、環境の変化に対応できるかできないかなのだろう。