増大する自然災害、先進国ほど脅威が拡大(カトゆー家断絶さんから)

wired.jp

米国の人口増加にともない、人々は「フロリダおよび大西洋やメキシコ湾岸、特に砂州でできた島や、カリフォルニアなど、自然災害の被害を受けやすい場所に移り住むようになった」と指摘するのは、かつて米連邦政府機関に所属していた地震学者で、防災の専門家でもあるロバート・M・ハミルトン博士だ。「数十年前には、今のように海岸沿いに家が隙間なく立ち並んでいることはなかった」

これは日本でも同様。日本の場合は、人口増加というより、都市化が進んだせいだが。
ここ10年ほどをとっても、なんでこんな危ないところに…、というような宅地開発が進んでいる。

国連の災害対策担当者でジュネーブに住むテリー・ジェグル氏は、自然災害の被害は先進国ほど大きくなる可能性があると指摘する。同氏はその一例として、ニューオーリンズの堤防システム――よそから運んでこなければならない燃料を使って発電し、その電気で動くポンプに頼っている――を挙げた。一連の流れのどこかに不都合が生じれば、連鎖的に他の部分にも問題が発生するというわけだ。

 「システムが複雑になれば、結果としてさらに複雑さが重なり合っていく」とジェグル氏。

こればっかりは仕方がないと言うか。
先進国の都市の方がインフラや施設が集中している。
それに、防災対策がすすんで小型の災害がなくなっただけに、災害に対する感度が下がっているし。