教育再生会議と名乗る素人の集まり

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全くその通りとコクコクうなずく文章。

ゆとり教育が導入されたのは、生徒の「心」の荒廃が強く問題視されたこと、また、技術の高度化に伴って単純作業能力でなく、昨今PISA調査の読解力で指摘されたような「問題発見、解決能力」の育成が急務だとされたためであって、つまり今現在の教育問題の様々な側面への対処として期待されたためです。別に「内容を削減しましょう。みんなでゆとりを持ちましょう」とかいうお花畑のような政策ではない。

コクコク。


まあ、その目的どおりに進まなかった側面もあって、そこは見直す必要があるのかもしれない。
しかし、「学力低下」に関しては、一部アジテーターの商売のためのキャッチフレーズに過ぎないもので、あまり騒ぐのも問題だと思う。
ゆとり世代」のについても、いろいろ言われているが、現役の教員から話を聞くと、教員側のカリキュラムへの適応にともなって、生徒の質は向上しているそうだ。「ゆとり教育」そのものの成否についてももう少し時間をかけて評価すべきなんじゃないだろうか。
ゆとり教育第一期生については、教員側の混乱もあってそうとうひどい状況だったそうで、もうその年にあたった人はご愁傷様としか言いようがないが…