本日のメモ

[熊本]熊本「県民百貨店」閉店に見る地方百貨店の現実 | Fashionsnap.com

 そういえば、県民百貨店、いまだに岩田屋伊勢丹の名称の方が頭に残っているけど、ほとんど行ったことないな。まあ、そもそもデパートに基本的に縁がない上に、東部から自転車だと桜町方面はアクセスがいまいちよくない。
 しかし、交通センターの再開発、うまくいくのかねえ。だいたい、この手の過大投資はあとで、負担が大きくなりそうだが。テナントを集められるかは、この記事でも懸念されているが、厳しいんじゃなかろうか。虫の息再開発ビルになるんじゃね。
 しかし、県民百貨店って、取引企業からは評判悪くなかったのか。40年かけて築いてきた信頼なあ。そう考えるともったいない気もする。


 正直、ここでも紹介されているイメージイラストの建物、維持費がかさむだけなんじゃなかろうか。見た目斬新だから、使いやすいかというと、そうでもないんじゃね。

[熊本][史料保存]漱石旧居保存ピンチ 老朽化で所有者手放す意向 : 地域版 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)

 空き家になっているのか。借りてみたい気もするな。壊されずに保存されればいいのだが。「普通の民家」って、あまり残るものでもないから、そういう意味でも。
 そういえば、売却するならいくらくらいなんだろうな。

やた管ブログ:なぜ大阪の弁当給食がまずいのか

 最初から冷えても食べられるメニューにしておけばいいのにな。温かいまま食べるの前提のものを、冷やしたら、そりゃ餌としか言いようがないだろう。まともな食事を供給できない、制度設計のお粗末さに恥じ入るレベルだと思うのだが、ここで逆切れするのな。
 デリバリー式のまずさは次元が違うって、どんなレベルなんだろう。衛生基準などが高くて、コストがかさむ。食材の仕入れが厳格に決まっていて、そこでもコストがかかる。結果として、調味料がケチられる。で、冷えると、この調味料の足りないのが如実に感じられるようになると。それで一味足りなくなるそうで。
 まあ、結局のところ、大阪市が学校給食にコストをかけていないだけだよなあ。

[教育]外国にルーツを持つ子どもたちの学びの保障――多文化共生センター東京の現場から / 枦木典子・中野真紀子 / 多文化共生センター東京 | SYNODOS -シノドス-

 日本に在留している学齢期の外国人のうち、1/3程度が教育にアクセスできていない。高校へのアクセスはさらに低い。なんつーか、恥ずかしいとしか言いようがない。この状況では、移民議論以前の問題だな。ちゃんと教育にアクセスできる体制をつくること。
 功利的に考えても、永住資格をもっている人にちゃんと教育を与えて、福祉的な支援が必要な状況にしないことは、将来的に重要だろう。
 中学卒業相当以上の若年者の教育に対する相談をうけている組織か。事例を見ると、日本語に慣れる中間段階の学校が欠如している。提出書類で障壁を設けるなどの事例があると。公立学校に通っている生徒が受けている便宜を受けられない状況。
 移民とかなんとかいっても、本当に奴隷労働力としか見ていないのが透けて見えるな。で、ここで放置された問題のツケが将来世代に回される。


 このあたりに関しては、山岡淳一郎の『マンション崩壊:あなたの街が廃墟になる日』が詳しい。

在日韓国・朝鮮人の戦後史――「特別永住資格」の歴史的経緯とは / 田中宏×鄭栄桓×荻上チキ | SYNODOS -シノドス-

 旧植民地からの移民の扱いがめんどくさいというのは、どこも一緒か。しかし、なんか日本政府側の態度のご都合主義さが。ドイツでは、オーストリアの独立時に、国籍を選べるようにしたが、日本では強制送還できる余地を維持するべく「外国人」にしたと。まあ、ドイツ・オーストリアと日本・朝鮮では、関係がだいぶ違うような気がするけど。
 「特別永住資格」が「権利」ではなく、いろいろ不便であるとか。
 日本側が在留資格を不安定にしたいと戦後一貫して考えていた一方で、在日朝鮮人側にも民族国家の国籍を持ちつつ在留権を保持したいという動きがあって、その妥協点という側面もあるのか。
 あと、「朝鮮系日本人」というのが理解されにくいとか。
 そもそも、血統主義があれだよなあ。

[教育]川崎での事件を機に−日本語が”できる”外国につながる子どもたち。|NPO法人青少年自立援助センター/多文化子ども・若者日本語教室・田中宝紀−IKI TANAKA

 川崎の事件に関わった集団に、ハーフが多かったこと。学校から疎外されて、弱い子が集まった側面があると。
 日本語が十分しゃべれても、学校生活に適応するには困難があって、それが理解されないことで逆に増幅される側面があると。母親が日本語に不自由だと、子供もコミュニケーション不足になりがち、かつ父親が子育てに関わらないと、余計に言語習得に限界が起きるか。
 言語能力が不十分だと、年齢が進むにつれ、難しい状態に追い込まれる。
 外国籍ないし外国籍とつながる子供が33万人か。本腰を入れた対策が必要なレベル。

移民脅威論の誤解を解く:適切な政策が、治安や雇用などのリスクを減らす

 …なんだこりゃ。
 「望ましい外国人」を選別できるのなら、他の国も苦労しないと思うのだが。で、ある程度まとまった数になれば、「望ましい外国人」でも摩擦は不可避だろう。
 「日本はこうした最新の知見を学ぶことでヨーロッパが経験した失敗を回避することができるのだ」と書いているが、それならば、受け入れにどのような政策的な処置が必要かを紹介する必要があると思うのだが。
 内容全然ないな。著者の属する「日本国際交流センター」ってのは、財界主導の国際交流団体みたいだけど。

[教育]騎馬戦のリスク――ぶっつけ本番で首を骨折 騎手の事故防止が最優先 (福岡県に2億円の賠償命令事案)(内田良) - 個人 - Yahoo!ニュース

 騎馬戦で、騎手を落とすってのがな。そりゃ、けが人が出て当然というか。
 騎馬戦のリスクそのものが明らかになっていないと。ちょっとした工夫で、リスクを大幅に軽減できる可能性があると。ぶっつけ本番の危険性や騎手に危険性が集中していることなど。
 ヘンリー・ペトロスキー『もっと長い橋、もっと丈夫なビル』の19章、テキサス農工大の巨大かがり火の崩落事故で、「伝承の弱点」という副題を付しているが、体育祭の危機管理も、こういう「伝承の弱点」が濃厚に出ている感じだよな。


 あと、このページの下のほうのコメント欄、髪型に噛み付くコメが多いのが気持ち悪い。

[軍事]自衛隊の邦人救出「能力ある」 防衛相、法整備に意欲  :日本経済新聞

 限定的だと思うが。現地近くに拠点があって、情報や兵站、装備の支援ができるならともかくな。日本から要員を運んでいって、そこから準備してでは、普通に間に合わないだろう。
 現実的ではないし、中東やアフリカあたりで、そういう支援システムを構築するコストをわざわざ払う意義があるのかも疑問。それより、中国の軍拡への対抗が大事だろうに。なんでこんなに前のめりなんだか。

日本は「戦争をできる国」にはなれない | 岐路に立つ日本の財政 | 東洋経済オンライン | 新世代リーダーのためのビジネスサイト

 財政と人口構成の面からの指摘。まあ、それはそうなんだけどね。
 とはいえ、相手に仕掛けられないだけの準備は必要なんだよな。

[軍事]米軍のB52、「航空機の墓場」から復活 来年にも前線へ (CNN.co.jp) - Yahoo!ニュース

 火災で全損した機体の代わりを、モスボール保管しているデビスモンサンから引っ張り出したと。とっててよかったB-52。
 いままで、モスボール保管から復帰した例はなかったのか。