七左衛門のメモ帳:「技術の均一化」

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20世紀以降の都市がよく似て見えるのは、基盤とする技術(建築・エネルギー・運輸交通など)の出所がおおよそ同じ(西洋の近代技術)だからではないだろうか。そう考えると、基本的には多様化の傾向を示しそうに思う。ただ、人や技術の相互交流、例えば同じ建築会社が世界の広い範囲で建設を手がける、によって均一化も促進するだろうから、現状からどちらに行くかは見えにくい。多様化と均一化の綱引きの微妙な力加減でガラッと変わりそうな。