タダに殺到! 銀座を大混乱させた“ダイヤ騒動”の成否

http://netallica.yahoo.co.jp/news/80795

 “無料ダイヤ騒動”は関係者の予想を超えるものだった。モーブッサンジャパンのヤニック・デリヤン社長(29)は「これほどの混乱は想定していませんでした」とポツリ。同様のイベントは米ニューヨークの店舗でも開催されたが、「そこでは大きな混乱はなかった」というだけに、日本の過剰反応が際だつ格好ともなった。


 アジア圏では銀座が初の路面店だが、今回の騒動を受け、デリヤン社長は「次に路面店を開設予定のシンガポールでは同じイベントはやらないと思います」と話した。

実際、「無料」の触れ込みに釣られた人は多かったようで、「普段、銀座で買い物しないような客層もかなりいた」(同店関係者)。



このあたり社会の階層性の違いで説明できるかもしれないな。アメリカでは、普段その界隈に来ないような人間が大挙して集まるのが難しいのでは。警察に排除されたり、それでなくとも周りからの視線で行きにくいとか、あるいはそもそもそのように集まる発想がないとか。
「階級」が厳然として存在する欧米の人間が、日本の社会を読み誤った側面はあるのかも(階級と言うのは日本にもあるのだが、それが地理や景観に反映されにくいというべきか)。
他には、東京の人間が行列になれすぎている、ダイヤモンドに関する感覚というか、あこがれ方が欧米と違うあたりも要因として指摘できる。
ちなみに、シンガポールではこの手のイベントをやっても混乱は起きないと思う。世界に冠たる管理国家だし。でもまあ、ヨーロッパの上流階級に慣れた宝石屋が他文化に必要以上に神経質になって、膾を吹くのは当然だろう。


ちなみに私自身、これで集まった連中は品がないと思うけどね…