「ニューヨーク支局長山中季広:米国のテロ容疑者尋問:水責めより中東料理が有効」『朝日新聞』10/7/23

 CIAの拷問の話。第二次大戦時の日本兵尋問の事例から、友好的に聞き出した方が効果的だという。まあ、実際に比較検討したうえでの意見ではなさそうだが。

尋問手段の研究で知られるアレクサンダー・コービン陸軍少佐(37)に話を聞こうと、バージニア州の米軍基地を訪ねた。
 「いきなり水責めにしたのでは口は割れません」。少佐はきっぱりと言い切った。「中東系の容疑者に対する最も効果的な尋問は、中東系アメリカ人を尋問官に使い、アラビア語で取り調べ、時々は中東料理を出すことでしょう」

 なんだっけ、日本の警察の尋問でも、責める役となだめ役で分担して落とすって話は聞いたことがあるな。


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