M. H. モーガン『失われた歴史』

http://heibonshatoday.blogspot.com/2010/09/m-h.html イスラム世界の科学や思想の歴史を描いた本らしい。イスラムの学芸を再評価し、イスラムの学問の衰退が、植民地主義などの影響だとするもののようだ。
 イスラムの衰退に関しては、他に国家・統治システムの脆弱性も原因にありそうだけれど。経済的・社会的エネルギーを結集できなかったこと。そこが後々、西欧に後れを取る原因になったのでないだろうか。