中東関連記事メモ

[軍事]【動画+写真解説】自衛隊は戦えるのか(4)〜イスラム国(IS)の戦術分析◆自爆戦闘員の心理を知る - アジアプレス・ネットワーク

 神風特攻隊も、ISの自爆攻撃も、精神性ではあまり変わらないんじゃね。「遺書」にしても、この手のビデオにしても、公的な建前しか言わない/言えないのには変わらないし。
 火力の不足を、人間を誘導装置にして補うって点でも、両者に違いはないな…

[軍事]【動画+写真19枚】自衛隊は戦えるのか(5)〜イスラム国(IS)の戦術分析◆砲弾製造と迫撃弾攻撃 - アジアプレス・ネットワーク

 すごい手作り感が。砲弾本体は、鋳造なのか、削りだしなのか、プレスなのか。捕獲したものを、再調整するわけか。つーか、一般的な迫撃砲弾って、どう作ってるんだろう。あと、炸薬なんかは、どこから供給受けているのかね。
 迫撃砲も自製か。まあ、こっちも鉄パイプを組み合わせればなんとかなるから、それほど大掛かりな生産設備は必要ないわな。
 捕獲された正規軍の野砲は、砲弾の調達や動かせば目だって航空攻撃を受けるので、あまり使われないと。

【動画+写真23枚】自衛隊は戦えるのか(6)〜イスラム国(IS)戦術分析◆ハンヴィー哀物語 - アジアプレス・ネットワーク

 パトロールなんかに出てくるハンヴィーがよく狙われると。原形保っていても、上に高く吹っ飛ばされたら、中身は無事にはすまないだろうな…
 あと、MRAPは流石に防御力高いな。装甲強化したハンヴィーのサスペンション、もつのかね。
 しかしまあ、IS側の待ち伏せ攻撃のえげつなさ。狙われるほうは、きついな。

【動画】歌から読み解くシリア・イラクでの戦争(1) イスラム国(上) - アジアプレス・ネットワーク

 なんか、イスラム国がらみの動画でさんざん聞かされて、この手の曲がすっかり嫌いに。最近は、聞いただけで敵意が…

[軍事]世界の警官から秘密警官へ、米国の恐ろしい急変ぶり データが如実に示す、オバマ大統領裏の顔は暗殺指令者 | JBpress(日本ビジネスプレス)

 特殊部隊だけではなく、情報機関全般の肥大化に関しては『トップシークレット・アメリカ』が警鐘を鳴らしているけど。
 まあ、特殊部隊を拡大させても、正規軍を送り込んで本格的な戦争をやるより安くつくんだろうな。ついでに言えば、治安戦に正規軍を送り込んでも、地元の反発食うばかりで、成果がないし。間接的に、現地の勢力を利用する方針なんだろう。

[軍事]ロシア海軍によるシリア巡航ミサイル攻撃の衝撃 長距離精密攻撃能力を手にしたロシア(小泉悠) - 個人 - Yahoo!ニュース

 カスピ小艦隊のコルベットって、見た目と比べて戦闘力高いのな。対地攻撃能力メインで、地域のプレゼンスを維持するのが主任務って事なのか。意外な伏兵って感じは強い。
 そして、西側並みの長距離巡航ミサイルによる精密攻撃能力があることを示し、パワープロジェクション能力によるプレゼンスが高まることに。シリアが、格好のデモンストレーションの場になっていると。

[軍事][小泉悠]【シリア攻撃で見えたロシアの最新エアパワー】?拡大するその軍事的プレゼンス? (Japan In-depth) - Yahoo!ニュース

 まあ、ロシアの場合、その種の新鋭装備の数が揃うかってところが問題だと思うが。あと、民間人犠牲者に関しては、精密誘導兵器云々と関係なく、ロシアは無頓着そうだからな。人質事件を解決するために、人質ごと毒ガス攻撃するような国だし。
 宇宙作戦能力の回復が、プーチン政権下で優先的におこなわれ、位置情報やデジタルマップ、偵察衛星によって、精密攻撃が可能になっていると。今後、ロシアの財政悪化の中で、どこまで維持できるのだろうか。

[国際]アメリカが訓練したシリア反政府勢力の失敗  WEDGE Infinity(ウェッジ)

 なんというか、凄まじいセクショナリズムだな。CIAが軍事訓練をやっていて、こっちは議会の肝いりか。そして、ホワイトハウスは消極的と。なんか、犠牲者がご愁傷様としか。
 しかし、50人程度の部隊なんか、役にも立たないだろうに…
 ここまで荒れたあとに、アサド政権がそのまま続投というのは、無理があると思うが。

[国際]危険な代理戦争と化すシリア紛争 米国、ロシア、サウジ・・・入り乱れて炎を煽る外部勢力 | JBpress(日本ビジネスプレス)

 実際、どうしようもない状況になっているよな。アメリカとロシアの対立のフレームに、シーア派のイランとスンニ派諸国の対立関係、サウジアラビアとトルコの鞘当、クルド人問題と、いくつものフレームが積み重なっている。

[国際]混迷極まるアフガニスタン、なぜ再びタリバンの手に落ちようとしているのか

 現在のアフガニスタン政府が腐敗していて、国民の支持を失っていること。結果として、住民からの支援を受けられなくなっていることが、政府軍の敗因となっていると。
 しかし、こういう土地で「腐敗していない政府」を作り上げるのは不可能だろう。タリバンの方が能率的っぽいけど、長期的にはどうなるかわからない。さらに、テロリストの聖域になってしまうことを考えると。アフガンや中東が荒れ模様の方が、テロリストの主戦場が離れて、西側諸国に都合が良いとも言えそうだし…
 民兵部隊の利用したことが、暴力と地域社会の混乱を生んだか。あとは、タリバンの浸透の仕方とか、民族問題とか。アメリカ人がパシュトゥン人を信用できるかと言えばねえ…
 そして、アメリカはアフガンをほとんど見限っている感じなのかね。
 半世紀以上、まともな統治が行われていないんだから、どうしようもないよなあ。

[国際]シリアで「第三次大戦」を招くのは愚の骨頂だ | アメリカ | 東洋経済オンライン | 新世代リーダーのためのビジネスサイト

 うーん、今のロシアはかなりアレな雰囲気だけど…
 陰謀論や他国への攻撃性などは、とても冷静には思えない。一方で、確かに、シリアでロシア相手の軍事的賭けに出るのは危険すぎるというのは確か。つーか、ロシアが中東に手を突っ込んでやけどするのは、望むところじゃね。
 シリアの反政府勢力に対空ミサイルを供与するって、どこに流出するかわかったものじゃないしな。マケインも大丈夫かといった感じ。冷戦時代を思い出しちゃったのかね。

[国際]ノーベル平和賞のチュニジアだけが民主化に「成功」した理由 | 川上泰徳 | コラム | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

 ムスリム穏健派組織の強さが、エジプトとチュニジアの差になっていたと。チュニジアでは、徹底的に弾圧されて、組織を維持するのが精一杯だった。それに対して、エジプトでは、非合法ではあるが隠然たる勢力を持っていた。チュニジアムスリム穏健派は、組織票をほとんど持たなかった。
 エジプトでは同胞団そのものがエスタブリッシュ層の脅威だったが、チュニジアでは弱体な穏健派イスラム勢力はそこまで力を持たなかった。むしろ、イスラム過激派の台頭に、両者は手を結ぶ必要に迫られたと。
 しかし、潜在的にはかなり大きなイスラム厳格派や政治に参加しなかった層が存在して、チュニジアの「民主政治」は、脆弱さを抱えていると。

[国際]「シーア派連合」と連携するロシア、「裸の大国」と化したアメリカ 川上泰徳 コラム ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

 シリアの人権監視団体の報告から、ロシアの攻撃が主に反体制派に向かっていて、イスラム過激派には向かっていないと指摘。地上軍と連携していると。有力な現地同盟者を持たないアメリカの方が不利だな。
 ロシアは中東のシーア派国家と連携して、アメリカの「覇権」に対抗していると。イランと関係を改善して、それを梃子に中東情勢に対応しようとしていたオバマ政権には、誤算になってしまったか。