『バターン 死の行進』ノーマン,マイケル ノーマン,エリザベス・M.【著】 浅岡政子 中島由華【訳】(河出書房新社)

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 日本軍の人命軽視や捕虜に対する認識不足はあるのだろうな。ただ、「『行進する』側と『させる』側」の認識というか、常識の違いはあっただろうと思う。日本本土に送られた捕虜の話で「輸送船は人間がすし詰めにされた「地獄船」であった」とあるが、たぶん日本軍兵士も同じような環境だったのだろうと思うし…