『文明と戦争』 宿命としての戦争 - HONZ

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 メモ。機会があったら読む。しかし、この紹介文で気になったことは、アボリジニや北米先住民といった、近現代の狩猟採集民を「自然状態」としていること。これらの狩猟採集民にしても、長期間にわたって発展した、「高度な社会」を形成していることには変わりないと思うのだが。そもそも、狩猟採集民とは言え、利用できる資源には限りがあり、人口の増大によって資源をめぐっての闘争が始まる。その上で、長期間にわたる恩讐が形成されていることを考えるべきではないだろうか。