「くまモン」は私たちが育てました:日経ビジネスオンライン

http://business.nikkeibp.co.jp/article/report/20121026/238634/
 しかしまあ、くまモンは育ったよなあ。かなりの部分が着ぐるみの動きの面白さにあるような気がするが。そういう点では、中の人がすごいと。
 あと、なんか本当にいろいろな商品にくまモンがあしらわれているよなあ。
 あと、公務員10人近く貼り付けだから、展開に金がかかってるよなあとも。人件費だけで毎年何千万ってレベルだよな。あとは商標権の処理とか、版権ダダだからこそコントロールできるとか、県知事の後押しとか。

 くまモンのことをここまでゆるキャラだと言ってきたが、若杉氏はそれを否定する。「ゆるキャラと言われますが、ゆるくない。れっきとしたキャラクターです」。


 ゆるキャラは、絵を描くのが趣味の市民や売れないデザイナーなどが描いて応募し、それを市民や役所が選ぶのが通常だ。作り手も選び手もプロではないからこそ、ゆるキャラだ。でもくまモンは違う。プロのデザイナーである水野氏が描き、放送作家の小山氏が選んで熊本県に提案した。どこにも“ゆるさ”はない。


 著名なプロが産み落としたくまモンは、サラブレッドのような存在。熊本県は幸運に恵まれたとも言える。だが、どんなに生みの親が素晴らしくても、育ての親がいなければ成長はできない。くまモンを見事なまでに育て上げたのは、熊本県の職員たちにほかならない。

 えっ、そういう解釈なの? ゆるキャラって、単純に形態上の特徴から出てきた用語だと思っていたが。