昭和20-21年、38-45年と二度に渡って熊本市長を務めた石坂繁を顕彰した石碑。市民会館の前に建っている。頻繁にってほどではないが、何度か通った道なのに全然意識していなかったな。
市民会館の建設に重要な役割を果たしたらしい。で、1992年の再整備時にこの碑が設置されたと。
上面青銅プレート
第12代・第19代・第20代熊本市長
石坂繁先生
賀 熊本市民会館落成
石坂玄石
銀杏城頭望噴煙
高棲突兀写壺川
技家霊設兼今古
画伯神思絶後先
火国名花芳且秀
天辺舞袖麗還妍
森都久待市民館
躍進応看幾百年
昭和四十三年一月六日
台座正面
石坂繁先生は、第12代(昭和20年‐21年)第19代
第20代(昭和38年−45年)熊本市長を務め、今日の
熊本市繁栄の礎を築かれました。
先生は、号「玄石」を有し、優れた漢詩人で教育
文化の振興にもその情熱を傾注され、芸術文化活
動の拠点である熊本市民会館を建設、落成式には
雅やかな「宮中雅楽」を招聘し披露されました。
平成4年「新熊本構想」を策定し、「風格ある文化
創造都市」を標榜する熊本市は、市制100周年記念
事業「市民会館施設整備」完成にあたり、熊本文化
発展の軌道を敷かれた功績を称え顕彰いたします。
平成4年4月
熊本市長 田尻靖幹
台座裏面