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性犯罪の再犯を防ぐには、医療的介入が必要だという話。
薬物などで去勢しても、結局は、暴力衝動や支配欲を満たすのが目的なので、性暴力の再犯を防ぐことはできないと。監視を強めても、それを抜け出して再犯すると。
一方で、心理的な治療を受けて性暴力から脱した受刑者が、社会から排除されて生活できず、再び犯罪に手を染める事例が多いと。ミーガン法などの、性犯罪者監視強化は、再犯を防ぐには無力で、更正した人間を追い詰める、逆効果なものだと。
まあ、日本社会はこういう性加害・被害の問題に無関心というか、規範的な対応しかしないよな。被害者への支援すら手がついていない状況という。で、「子供を守れ」とか、スローガンと表現規制だけが推進されると。本当は、子供を守ろうとか考えてないんじゃなかろうか。再犯を減らすというのは、性犯罪の犠牲者を減らす効果はあるわけだし。
あと、大体において、子供への性的な虐待などは、身近な人間関係、親子や師弟関係の中で起きるものなんだけどな。そのあたりは、あまり議論されていない感じなのも。
